2020年3月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
3月の1冊目
おすすめ度 3.3です。
鳴沢了シリーズ６作目です。
2冊目
おすすめ度 3.3です。
わたしにとって中山七里さんは二冊目
3冊目
おすすめ度 3.8です。
女性には特に気になるタイトル
4冊目
おすすめ度 3.8です。
有川ひろさんらしい男女の心理描写が素敵でした。
5冊目
おすすめ度 3.3です。
いきなり誘拐拉致事件と高速バスの事故が起こる。
6冊目
おすすめ度 3.8です。
仕事と彼氏と住む家を一気に失ってしまった久美子。ホームレスになってしまいそうな時に見た農業で頑張る若い女性が頑張るテレビ番組に触発されて、農業をはじめるのだが……、
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突然空から降ってきた巨大な塩の塊。塩が街を飲み込み、人間は塩像になってしまう。そして社会が崩壊していった。
そんな崩壊寸前の東京で出会った男と少女。男は空自パイロットの秋庭髙範。少女は女子高生の小笠原真奈。
二人の前に様々な人が現れ、その人のストーリーが展開する。
色んな人に出会い、助けたり助けられたり、ふたりの関係が徐々に恋人へと変わっていく。
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32歳の水沢久美子は派遣ギリに遭った日、同棲相手の篠山修から突然別れを切り出された。
5年前、プロポーズを断ったのは自分だった。修には新しい24歳の若い彼女が出来ていたが責めることは出来なかった。お互いに別に好きな人が出来たら正直に話すことになっていた。
一度に仕事と彼氏と住む家を失うことになった久美子は、偶然目にした「農業女子特集」というTV番組に釘付けになった。
若い女性がひとりで農業をはじめ頑張る姿をみて、自分もはじめてみる決意をした。
農業の学校に通い一通りのことを学んで、いざはじめようと思うが、簡単にはいかない。農地を貸してくれる農家はなかった。農業は女性一人では無理だし、どこの馬の骨かわからない者に農地を貸せないという。
あの「農業女子特集」というTV番組は何だったのか。よく調べてみると、彼女の祖父母といっしょに農業をやっているのを、いかにもひとりでやっているように見せたものだった。
このままホームレスになってしまうかもしれない状況でバイトをし、婚活をし、色んな人と出会い、傷つき助けられ成長していく。
出会った人たちが少しずつ力になってくれ、久美子が農業でやっていける道が開けていく。
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『あなたのゼイ肉、落とします』という本を書いて人気の大庭小萬里が各章の登場人物を個別指導する。
大庭小萬里の指導は贅肉を落とすだけでなく、
ー心のゼイ肉も落としますー
それぞれの登場人物の生活に変化があらわれ光が差す。
ケース１ 園田乃梨子 49歳
園田乃梨子は若い頃は美人だったが、今はゼイ肉がついて体重が五十九・八キロになってしまった。
ダイエットに取り組むがうまくいかず、大庭小萬里に個別指導をお願いする。
大庭小萬里からは『ブスとして生きる訓練をすることです』と言われ、腹を立てるが、後でその意味がわかる。
ケース2 錦小路小菊 18歳
三姉妹の末娘小菊は、美人な姉たちとは違い太っていた。父親は女性は資産家の男性と結婚すれば幸せになれると考え、長姉小雪は資産家と結婚、次姉小梅も結婚間近。
小菊は結婚よりパティシエになりたいというが父親に反対される。
大庭小萬里に相談することにした。
ケース3 吉田知也 32歳
吉田知也は交通事故でここ一年半の記憶を失ってしまった。
ストイックで痩せていたはずの自分の姿を見て驚いた。お腹が出て太っていた。この一年半の間に何があったのか。
退院してリハビリ中も不思議なことばかりだ。周りの人間の接し方も不自然だった。
記憶の無くなった一年半の間になにがあったのだろうか。
ケース4 前田悠太 10歳
前田悠太は太っていることと、父親がいなく貧乏なことでクラスメイトからいじめられている。
ある日、資源ごみに捨ててあった『あなたのゼイ肉落とします』というの本を見つけ、ランドセルに入れた。
小学生だからお金もないしカウンセリングしてもらえないと思いながらも、小萬里に手紙を出した。小萬里から電話があり無料でカウンセリングしてくれるという。
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二ヶ月前、誘拐、殺人、死体損壊、死体遺棄と数々の罪状で逮捕された間島重。
間島は小学生の女の子ばかり三人を誘拐して殺害、遺体の首を切り山中に埋めた。
間島を逮捕し一段落ついたと思った鳴沢だが、高速道路で走行中に爆破事故に巻きこまれ怪我をした。
テロの仕業かと思われた爆発。その後間島を釈放しなければ、今後も爆破が続くと脅迫文が届いた。
次に高橋と名乗る男から同様の脅迫電話が続く。高橋の電話の応対は鳴沢が担当になった。
高橋の正体は間島によって無惨に殺害された女の子の親の可能性が考えられた。
間島を釈放されたら、自分の手で間島に罰を与えるつもりなのかもしれない。
鳴沢たちは、被害者遺族たちをあたった。
そして犯人にたどりつく。
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七尾究一郎はおとり捜査を許される優秀な麻薬取締官。
製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物『ヒート』が闇市場に流出し、『ヒート』を服用し凶暴になった若者が事件を起こす。
今は若者の間に流れる『ヒート』だが暴力団やチャイニーズマフィアも狙っている。
『ヒート』の売人は仙道寛人という男だ。七尾は仙道を捕まえるために動き出す。
山崎は我々と手を組んで仙道確保しようと持ちかけてきた。
暴力団と麻薬取締官が手を組むことは許されないが、宏龍会の情報網は役に立つ。仙道確保のために協力体制を組むことになった。
仙道のアジトを突き止めたが、仙道は何者かに鉄パイプで殺害され、『ヒート』は盗まれていた。その凶器となった鉄パイプに七尾究一郎の指紋が残留していた。
七尾は逮捕されるが警視庁に移送途中の車が襲われ七尾は誘拐される。
七尾を誘拐したのは山崎だった。
七尾と山崎はふたりで仙道を殺害し『ヒート』を盗んだ真犯人を探すために手を組む。そして意外な犯人にたどり着く。
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前の事件で負傷した刑事大友鉄は長野県の佐久市の実家で療養していた。
息子の大友優斗は高速バスで父を訪ねて行くが、道中のパーキングエリアで行方不明になってしまった。
連絡を受けた大友鉄が優斗の行方を探しにパーキングエリアに向かった。大友鉄が優斗を探しているさなか、それまで優斗が乗っていた高速バスが大事故を起こしたと知る。
優斗は誰かに誘拐、拉致されていたが、駆けつけた大友鉄が発見し大事に至らなかった。
誘拐した犯人は？ その後のバス事故と関係があるのか？ 大友鉄が県をまたいで捜査に首をつっこむなか、バス会社に脅迫状が届いた。
