人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

2020-04-29から1日間の記事一覧

2020年4月に読んだおすすめ小説ランキング

2020年4月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング 4月の1冊目は 三上延さんのビブリア古書堂の事件手帖 おすすめ度 4.0です。 はじめて三上延さんの作品を読みました。丁寧な描写で読みやすく、先が気になる作品で、あっという間に読んでしまいました…

おすすめ小説 山崎豊子さんの沈まぬ太陽 御巣鷹山篇

沈まぬ太陽 御巣鷹山篇 おすすめ度 4.2 感動する ためになる 心に残る 切ない 重い 日本航空JAL123便墜落事故の事実に基づいた小説。壮絶すぎる。 事故現場や遺体の状況などがリアル過ぎて、それだけで涙が出る。 国民航空に怒りを覚え、事故の悲惨さに…

爬虫類のような無表情な顔も、ぴくりと痙攣した

「まだ、話は終わっていません、今回の事故は、人災であるとお考えですか」 場内は、水を打ったように静まりかえった。堂本のうしろに控えている役員たちの顔に動揺の色が浮かび、堂本の爬虫類のような無表情な顔も、ぴくりと痙攣した。国民航空にとって、何…

油気のない乱れた髪をゴム輪で束ね

「どこか、お工合でも悪いのではありませんか」 油気のない乱れた髪をゴム輪で束ね、窶(やつ)れきった様子のマサ代を見て、古溝が云うと、 「見ての通り、一台になった印刷機さえ、今日は刷るもんが無(の)うなりましたわ」 沈まぬ太陽 御巣鷹山篇より 【中古…

街の灯が、瞬(またた)くように光っている

外は既に陽が落ち、夕闇に包まれた湾の対岸で、街の灯が、瞬(またた)くように光っている。 沈まぬ太陽 御巣鷹山篇より 【中古】 沈まぬ太陽 3(御巣鷹山篇) / 山崎 豊子 / 新潮社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】posted with カエレバ楽天市場Ama…

滝の両側はガラスのように凍っていた

滝の両側はガラスのように凍っていた。真冬には氷結してしまうであろう滝も、僅かな春の兆しと共に滴のように少しずつ溶けはじめたのだった。 沈まぬ太陽 御巣鷹山篇より 【中古】 沈まぬ太陽 3(御巣鷹山篇) / 山崎 豊子 / 新潮社 [文庫]【メール便送料無…