人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

死にゆく者の祈り 中山七里 おすすめ小説

 

おすすめ度 3.8

感動する   ☆☆☆

笑える    ☆

スリル    ☆☆☆

ほっこり   ☆

ビックリ   ☆☆☆

先が気になる ☆☆☆

ためになる  ☆☆

心に残る   ☆☆☆

切ない    ☆☆☆

怖い     ☆☆

重い     ☆☆☆

すいすい読める ☆☆☆☆

 

あらすじ

教誨師(きょうかいし)の高輪顕真(たかなわけんしん)は、先輩から囚人たちへの講話を頼まれる。

顕真は、囚人たちの前で講話するのははじめてのことだったが、先輩からの依頼ということで快く引き受けた。

顕真は講話を聞いている死刑囚のなかに見覚えのある顔を見つけた。

なぜ彼が死刑囚なのか、顕真はそれから講話に集中できなくなった。

彼は顕真が学生時代に冬山で遭難した時に命を救ってくれた友人だった。

人の命を救うような男が殺人なんてするわけがない。顕真は彼の無実をはらすために行動に出る。

そして、殺人事件の真相に迫る。

 

かんそう

前半は死刑囚と教誨師の昔の関係を知り、死刑囚の男の人間性に触れ、後半は死刑執行が近づきハラハラ、ドキドキです。

最後は結末が見えてしまったので、少し残念。