おすすめ度 3.8
感動する ☆☆☆☆
笑える
スリル
ほっこり
ビックリ ☆☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
ほのぼの
ためになる ☆☆
心に残る ☆☆☆☆
切ない ☆☆☆☆
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重い ☆☆☆☆☆
すいすい読める ☆☆☆
息子の復讐という、ちょっと重たい内容だったけど、息子を愛する親の気持ちに感動し、佐方弁護士の人に寄り添う弁護に感動した。
裁判のシーンと犯行前の計画のシーンが交互に展開します。裁判シーンが後半にすすむにつれ緊迫しハラハラします。犯行計画のシーンは少し重たかった。そして佐方弁護士によって真相が明らかになる
ホテルの部屋で男女が争うシーンから始まる。この時この男女は誰かはわからない。
佐方貞人弁護士はある殺人事件の弁護を引き受けていた。被告人は無罪を主張しているが、物的証拠、状況証拠からは被告人が犯人であることを示しているので、無罪を主張するには難しい事件だったが、佐方はこの弁護を引き受けた。
高瀬光治と妻美津子は一人息子の小学五年生の卓を交通事故で亡くした。卓は塾の帰りに飲酒運転で信号無視して突っ込んできたトラックにはねられた。しかし、運転手の島津邦明は不起訴となった。
納得のいかない光治は検察や警察に抗議するが、話すら聞いてもらえない。
事故を起こした島津が公安委員長なので、信号無視や飲酒のことを隠蔽しているのではないかと光治は疑う。
光治と美津子は警察はあてにならない。自分たちで卓の復讐を計画することにした。