おすすめ度 4.0
高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子と再会し、彼女から化粧品販売ビジネスを手伝ってほしいと頼まれる。
最初は胡散臭いビジネスに断っていた文絵だったが、加奈子の熱心な誘いと、彼女の裕福な生活を見て、悪い話ではないと思い、手伝うことにした。
その後、大金と生き甲斐を手にした文絵だったが、化粧品を買った会員から詐欺だとクレームの電話が相次いで入った。
加奈子にそのことを相談しようと連絡するが、彼女と連絡がとれなくなった。
その後、加奈子の鎌倉の別荘で男性が殺害されていた。文絵は、殺人容疑で警察から事情聴取を受ける。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消してしまっている。
文絵視点と刑事の視点のストーリーが順に出てきて、徐々に二つのストーリーが近づいていく感じが好きです。