ラストレシピ 田中経一 おすすめ小説
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あらすじ
一度食べた料理の味は忘れない、絶対音感のような舌(麒麟の舌)を持つ男、佐々木充は、死を目前にした依頼人に最期に食べたい料理を提供する『最期の料理請負人』という仕事をしていた。
佐々木に中国人の楊晴明という老人がある依頼をしてきた。
それは、楊が若い頃に満州で日本の天才料理人山形直太朗と共に作った『大日本帝国食菜全席』という、世界一のレシピを探し出して、その料理を作ってほしいという内容だった。
佐々木は、怪しい依頼だったが、高額の報酬にひかれ、依頼を受けた。
『大日本帝国食菜全席』を探しはじめた佐々木は、山形直太朗には山形幸という娘がいたことを知り、彼女を探す。
山形幸を探し出した佐々木は、『大日本帝国食菜全席』には、ある大きな秘密が隠されていることを知る。
そして、幸は『大日本帝国食菜全席』のせいで不幸な人生を歩んでいた。
そして、幸は、楊のことを恨んでいた。
幸は、楊が70年前に『大日本帝国食菜全席』を手に入れるために山形直太朗を殺害したのではないかと疑惑を持っていた。
過去に楊と山形直太朗の間に何があったのか?
山形直太朗が殺害されたのは何故か? そして、誰に殺害されたのか? 『大日本帝国食菜全席』が作られた目的は? そして今はどこにあるのか?
70年前の真実を知り、
かんそう
満州の頃の山形直太朗と現在の佐々木充のストーリーが順に展開して、壮大なストーリーになっています。
真実を知ると感動で涙すること間違いなしです。