人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

2020年1月に読んだ小説ランキング

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2020年1月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング

読書苦手な方にもおすすめです。

1月最初、令和2年の第一冊目は

おすすめ度 3.5

・老後の資金がありませんです。垣谷美雨さんの作品をはじめて読みました。

二冊目も垣谷美雨さんです。

おすすめ度 3.8

・あなたの人生片づけますを読みました。

三冊目もまたまた垣谷美雨さん。

おすすめ度 3.8

・夫の墓には入りませんです。悪い人でなくても、遠慮しすぎる関係だとうまくいかなくなる。人間関係は難しい。

垣谷美雨さんにはまっている?

うーん、面白くて読みやすいですが、

私より妻が垣谷美雨さんにはまってます。やはり女性に人気の小説だと思います。

四冊目は有川浩さんの

おすすめ度 3.8

・ストーリー・セラーです。side:Aとside:Bが対になった少し不思議な感じでしたが、泣ける、癒される、有川浩さんらしい作品でした。

五冊目はまたまた垣谷美雨さん。

おすすめ度 3.5

・七十歳死亡法案、可決です。

タイトルにインパクトがあり、気になっていたので読みました。老々介護問題、少子高齢化問題等々考えさせられました。

六冊目は東野圭吾さんの映画にもなった作品

おすすめ度 4.2

・容疑者Xの献身です。

思いもよらないトリックに感動し、犯罪を犯しているんですが、犯人の思いにも感動しました。

七冊目は堂場瞬一さんの鳴沢了シリーズ二作目

おすすめ度 3.3

・被弾です。

前半は展開が遅くて読むスピードが上がりませんでした。後半は謎が解けて、あっと驚く展開と手に汗握るシーンが増えました。少し長いので疲れたかも。

八冊目は、またまた垣谷美雨さん。今年に入って五冊目の垣谷美雨作品です。わたしより妻がはまってます。

おすすめ度 3.5

うちの子が結婚しないので

親も子供の婚活を手伝う時代なのかなと子を持つ親として考えさせられました。

東野圭吾さんの容疑者Xの献身

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おすすめ度 4.2

感動する   😢😢😢😢

笑える    😄

スリル    💓💓💓

ビックリ   😲😲😲😲😲

先が気になる 👀👀👀👀👀

ほのぼの   🐹

ためになる  💮💮💮

心に残る   💟💟💟💟💟

切ない    💛💛💛💛💛

怖い     😱

重い     💜💜💜

高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の花岡靖子に秘かに想いをよせていた。

ある日、靖子の部屋に前夫の富樫慎二がやってきて金をせびってきた。靖子は富樫と言い争いになり娘美里と二人で炬燵のコードで首を絞め殺害してしまった。

それに気づいた石神は、靖子を助けるために完全犯罪を企てることにした。

頭脳明晰な石神は完全なトリックを考え母娘を助けようとする。

しかし、皮肉にも、石神の大学時代の親友である物理学者の湯川学が、謎に挑むことになる。

やっぱり東野圭吾作品にはずれなし。

なんか切ないです。犯人の石神を応援したくなるような気持ちと花岡母娘が捕まってほしくない気持ちと湯川学の推理に期待したくなる気持ちが入り乱れました。こんなストーリーを考える東野圭吾さんに感謝です。

石神のトリックに驚き、湯川の友情に感動し、石神の決意に涙する。

有川浩さんのストーリー・セラー

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おすすめ度 3.8

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笑える    😄😄

スリル    💓

ビックリ   😲😲😲

先が気になる 👀👀👀👀

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ためになる  💮💮💮

心に残る   💟💟💟

切ない    💛💛💛💛

怖い     😱

重い     💜💜💜

小説家の彼女と彼女の小説を読むのが好きな彼。有川浩さんらしい優しい二人の人柄にひかれてしまいます。

ストーリーはside:Aとside:Bからなりそれが対になっている不思議なストーリー。どこまでが現実なのかがわからなくなりましたが、それも含めて面白かった。

さすが、有川浩さん。登場人物の複雑な感情をうまく表現してて、引き込まれてていきます。

彼女のお婆さんの家の掃除のシーンは、ちょっと嫌な気持ちにさせられました。

垣谷美雨さんの夫の墓には入りません

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おすすめ度 3.8

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切ない    💛💛💛

怖い     😱

重い     💜💜

高瀬夏葉子の夫の堅太郎が脳溢血で急死した。

夏葉子は夫が死んだというのに、何の感情も湧いてこない。それどころか、夫の遺影を見ても知らない人のように思えてくる。夫への想いは冷め仮面夫婦になっていた。

舅姑は夏葉子に「高瀬家の嫁」として高瀬家を守ってくれること期待する。しかし、夏葉子にとっては苦痛でしかなかった。

悪い人ではないけど、言いたいことを我慢している関係だと溝が深くなる

人の評価は見る人によって違う。夏葉子から見た夫、姑から見た夫、後輩から見た夫、同級生から見た夫、どれも本当の夫の姿

垣谷美雨さんのあなたの人生片づけます

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おすすめ度 3.8

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重い     💜💜💜

ケース1から4まであります。片づけ屋の大庭十萬里が家の片づけだけでなく、心の掃除もする。ストーリーです。

ケース1 清算

永沢春花は妻子ある男性と付き合い五年になる。妻と別れるから待ってくれと言われて待ち続けた。こんな生活を続けているため部屋はゴミ屋敷のようになっていた。そこで片付けのプロ、大庭十萬里に手助けをお願いする。大庭十萬里は部屋の片付けだけでなく不倫の清算にも力を貸す。

ケース2 木魚堂

木魚堂の主人国友展蔵は妻を癌で亡くしたあと、木魚つくりや生きることにやる気を失っていた。娘の風味子が心配して片付け屋大庭十萬里に「心もお掃除いたします」という文句に引かれて依頼した。

ケース3 豪商の館

七十八歳の三枝泳子は豪商の館に一人で暮らしている。息子英樹も娘の睦美もこの家から出ていって久しい。夫も癌で亡くなった。

近所に住む柴田さんは長男夫婦と同居していて、孫三人に囲まれ賑やかに暮らしている。

娘の睦美が勝手に片付け屋の大庭十萬里にこの家の片付けを依頼していた。

ケース4 きれいすぎる部屋

依頼者は姑。嫁の池田麻美子が部屋の片付けが出来ないと依頼してきた。場所はエリート官僚の官舎で池田麻美子は元国際線の客室乗務員だった。

十萬里は部屋をチェックするが、どの部屋も掃除が行き届いていない。十萬里は麻美子に対し専業主婦なのに何をしているのかと怒りをおぼえる。

部屋を全てチェックしようとしたが、一部屋だけ麻美子がどうしても見せてくれない部屋があった。

垣谷美雨さんの老後の資金がありません

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おすすめ度 3.5

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切ない    💛💛

怖い     😱

重い     💜💜💜

五十代になった篤子は老後の生活が不安で仕方ない。

老後の資金が足りないことに頭を悩まされる。

思った以上に娘の結婚費用がかかり、舅姑の葬儀費用や老人施設にもお金がかかる。

あげくに夫婦揃って仕事を解雇されてしまう。定年後に当てにしていた退職金も出ない。

篤子は職探しや節約にと頭を悩ませるが夫の章がのんびりしている事に苛立つ。

四十代、五十代の主婦にとっては、同感できる話です

最初はリストラやお金がかかる話が続き、主人公が夫や姑、義妹に苛立つばかりの内容で少し疲れるなと思ったんですが、姑といっしょに暮らすようになってから、主人公も考えが変わってきたようで、考え方を変えれば幸せに生きる道があると教えられました。

あれこれ不安に思うより自分が幸せになれることを考えて行動することが大事だと思いました。

垣谷美雨さんのうちの子が結婚しないんで

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おすすめ度 3.5

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先が気になる 👀👀👀

ほのぼの   🐹🐹

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怖い     😱

重い     💜💜💜

福田夫妻は二十八歳の娘友美が、一生結婚出来ないのではないかと心配し、親が子供の婚活を手伝う親婚活を始める。

昨今の婚活事情や、世代による結婚感の違いなどがわかる。

結婚とは何なんでしょう? 無理にする必要はあるのでしょうか

五十代、六十代の女性にはおもしろいと思う。その世代にはあるあるネタ満載

親が娘の婚活を応援する親婚活をテーマ。昔と違ってお節介な人がいないので、親婚活も必要。

垣谷美雨さんの七十歳死亡法案、可決

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おすすめ度 3.5

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先が気になる 👀👀👀

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重い     💜💜💜💜

七十歳死亡法案が可決した。

若者は賛成派が多く、年配者は反対派が多い。

年寄りは仕事もせず、年金で遊んで暮らしている。その負担が無くなるので賛成という若者と、これまで一生懸命働いてやっと楽ができると思ったのに、なぜ死ななければならないのかという年寄り。

老後の心配をしなくていいし、親の介護からも解放されると喜ぶ五十代。

少子高齢化問題や年金問題、老々介護問題について考えさせられる。

老人介護やひきこもりといった問題を取り上げているのですが、最初は読んでいて気持ちが沈んでしまった。

しかし、これからどんな展開になるのかと期待しながら読み進めることが出来ました。

東洋子の周りの人物に呆れるし腹が立つ。特に旦那かな。いや義姉妹か、義母もかな。取り敢えずムカムカする。

自分のことしか考えられない、誰かに負担を押し付けてしまう。

七十歳までしか生きられないと決まると、老後を心配せず、今のうちに楽しもうと仕事を辞める五十代。介護している義母から解放されると喜ぶ五十代。最初は読んでいて腹ただしく思いましたが、後半は一気にハッピーエンドへと向かいほっとしました。

行き詰まったと思っても、考え方が変われば色々な解決策が見えてくる。

堂場瞬一さんの被弾

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おすすめ度 3.3

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スリル    💓💓💓

ビックリ   😲😲😲

先が気になる 👀👀👀

ほのぼの   🐹

ためになる  💮💮

心に残る   💟💟💟

切ない    💛💛💛

怖い     😱😱

重い     💜💜💜

ホームレスが襲われた事件現場に鳴沢了は向かい、そこで先に到着していた小野寺冴という女刑事と出会う。

被害者のホームレスは通称沢ちゃんと言うが現場から姿を消してしまった。

被害者がホームレスでその被害者の行方がわからない。大した事件ではないと判断した多摩署は、厄介者扱いの鳴沢了と小野寺冴にそのまま、この事件を任せることにした。

しかし、この事件は、この後、思わぬ展開をみせる。

謎が多い事件に鳴沢了と小野寺冴のコンビが活躍? する。

少し事件から脇道にそれて集中できなかった。

前半は展開がゆっくりで読むスピードがあがらなかった。後半になって展開が早くなりおもしろくなってきました。

後半は堂場瞬一さんらしい、あっと驚く、そして手に汗にぎる展開。脇道にそれた話と思っていても繋がることもあった。