おすすめ度 3.5
感動する ☆☆☆
笑える ☆
スリル ☆
ほっこり ☆☆
ビックリ ☆☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
ほのぼの ☆
ためになる ☆☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆☆☆
怖い
重い ☆☆☆
すいすい読める ☆☆☆☆
恋愛小説。歳をとった男の私には苦手。
メールだけで話して気の合う彼女に恋をした。メールから始まる二人の恋物語。
向坂伸行は、昔読んだ忘れられない本の感想を検索してあるブログを見つけた。
見つけたブログのタイトルは『レインツリーの国』
『レインツリーの国』に書いてあった本の感想を読んだ伸行は、この『レインツリーの国』の管理人のひとみと話がしたいとメールを送った。
それから始まったひとみとのメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内の時間は流れが速い。
伸行は、あっという間にひとみに会いたいと思うようになっていた。だが、ひとみは会うことを拒む。かたくなに会うのを拒むひとみには、そうせざるを得ないある理由があった。