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公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。
日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。
本は検閲され、自由に買うことはおろか、読むことすらできない。
笠原郁は五年前に訪れた本屋で、欲しくて買おうとしていた本をメディア良化委員に取り上げられた。その時にある図書館員に助けてもらった。郁はその図書館員を王子様と思い、彼を追いかけて、自分も図書館員になった。
図書館員になった郁だが厳しい研修が待っていた。
男勝りで無鉄砲な郁は、堂上教官に反抗的な態度をとる。堂上も郁への指導は時に厳しかった。二人は無鉄砲で血が熱い、似た者同士だからかもしれない。
最初は仲が悪かった二人だが、お互いに気持ちが通じあっていく。
漫画を読んでいるような感覚で読めます。
最初のうち堂上が郁に対して厳しく冷たかったことで、郁と堂上は犬猿の仲だったが、二人の関係がだんだんと変わっていくのが良かった。
図書を守るのに戦闘するという設定についていけず、読むのをやめようかと思ったのですが、とりあえず人気作品だから、最後まで読むことにした。
最後は、ある程度予想できたが、良かった。