涙が出る 💧💧💧💧💧
笑える 😀😀
スリル 💓
ビックリ 😮😮
先が気になる ☆☆
ほのぼの ☆☆☆
ためになる ☆☆☆☆
心に残る ☆☆☆☆☆
切ない ☆☆☆
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重い ☆
児童養護施設に勤める職員とそこで暮らす子供たちの物語。
子供の将来のことも考え、厳しく躾する職員たち。本当は優しく甘やかせてあげたいのかもしれないが、子供たちが施設を出てからのことを考えるとそうもいかない。
新人の三田村はかわいそうな子供たちだから優しくしてあげてもいいのに、と思ってしまうのだが……、この考えが間違っていることを痛感することになる。
職員の子供たちへの思いに感動します。特に猪俣が自衛隊の駐屯地に行くシーンは感動です。
これまで知らなかった児童養護施設の課題に考えさせられたり、恋愛の話にワクワクしたり、職員や児童の繋がりに涙する感動作です。
三田村慎平は営業の仕事を辞めて児童養護施設の職員として働きはじめる。児童養護施設を取り上げたテレビのドキュメンタリー番組に感動して、という安易な動機だが、やる気は人一倍。
和泉和恵は三田村の指導役の三年目の職員。愛想はないが涙もろい。
猪俣吉行は理論派の熱血ベテラン職員。三田村いわくツンデレ。
谷村奏子は聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志は大人より大人びている17歳。
児童養護施設で過ごせるのは高校生までで谷村奏子や平田久志も進路を決めなければならない。
職員は卒業したら子供たちの面倒をみることが出来なくなり、子供たちはそれぞれ自立しなければならない。
猪俣は卒業後の子供たちのことを考え施設では、あえて厳しく躾をする。そして、進学よりも安定した収入がある就職を推奨する。
就職推奨が悪いとは言わないが進学についても奨学金制度などもっと情報を与えるべきだと三田村と和泉は主張する。
猪俣は意識が高いものだけが進学を考えればいいと施設から進学の情報を与えることには反対派だ。
どちらの意見も子供たちの将来を考えてのことだが。