テロリストの家 中山七里おすすめ小説
おすすめ度 3.2
中東の過激派組織の極秘捜査をしていた公安部のエリート刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。
突然の上司からの指示に困惑する幣原だが、その理由が息子の秀樹がテロリストに志願して逮捕されたからだった。
妻や娘からは仕事のために息子を売ったと疑われ、警察や世間からは身内に犯罪者を出したと非難される。
自宅前にはマスコミが群がり、幣原は心身共に追いつめられる。
それに加え、さらなる悲劇が幣原をおそう。
なぜ息子の秀樹はテロリストに志願したのか、最後に衝撃の事実がわかる。