人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾おすすめ小説

おすすめ度 3.6

ひと月前のオーディションで合格した男女7人の劇団員が、早春の乗鞍高原のペンションに集められた。

4日間、このペンションで7名だけで生活するようにという内容の手紙が届いたからだ。

手紙には、ここで舞台稽古をするが、その内容は豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。誰が犯人で誰が被害者かもわからない殺人劇。それを、それぞれの劇団員が自分の役を考え演じるのだと書かれていた。

 

あくまでもオーディションに合格した劇団員の舞台稽古のはずだった。

 

まず1人目の被害者が出た。次に2人目の被害者が出た。こうして現実に仲間が消えていくにつれ、残された彼らの間に疑惑が生まれてきた。

はたしてこれは本当に芝居なのか?

仲間が本当に殺されていってるのではないか。

ここで逃げ出せば、オーディション合格が取消される。しかし、本当に殺人事件が起こっているのなら、次は自分が被害者かもしれない。今、一緒にいる誰かが殺人犯かもしれない。

そんな不安と疑惑のなかついに最終日を向かえる。

これまでに起こったことは、ただの舞台稽古の演技なのか、それとも本当の殺人事件なのか、最後に驚愕の事実を知ることになる。