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十字屋敷のピエロ 東野圭吾 おすすめ小説

おすすめ度 3.4

あらすじ

竹宮産業社長一家が暮らす十字屋敷で、次々に事件が起こる。

それらの事件を物言わないピエロ人形が目撃する。

まず、社長の竹宮頼子が屋敷の窓から飛び降り自殺をするところからはじまる。それをピエロ人形は見ていた。

頼子の姪の竹宮水穂が頼子の四十九日に十字屋敷を一年半ぶりに訪れる。

その日、ピエロ人形を作った人形師の息子 だという悟浄という男が訪ねてくる。

悟浄によると、「持ち主に不幸をもたらす悲劇のピエロ」なので買い取らせてほしいと懇願される。

四十九日の夜には、十字屋敷に下宿している大学院生の青江、屋敷に出入りしている美容師の永島、会社役員の松崎、頼子の下の妹の和花子と夫の勝之たちが集まる。

その深夜、宗彦がオーディオ・ルームで刺殺されるのを、またピエロ人形だけが見ていた。

翌朝になり、宗彦の死体が発見され、その横には宗彦の不倫相手である秘書の三田理恵子もナイフで胸を突かれて亡くなっていた。

警察は外部犯の可能性を追うが、水穂は内部犯である可能性を疑う。青江によると、水穂以外の人間はみんな少なからず宗彦を憎んでおり、動機はあったという。