人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

私が彼を殺した 東野圭吾 おすすめ小説

おすすめ度 3.6

脚本家の穂高誠は神林美和子との結婚式当日に何者かにより毒殺される。

一人目の容疑者は、美和子の兄、神林貴弘。

貴弘は妹の結婚を快く思っていなかった。穂高誠に対して、良いイメージを持っていなかった。そして、貴弘は美和子に対して、実の妹であるに関わらず特別な感情を持っていた。

二人目の容疑者は、穂高のマネージャーとして働いていた駿河直之。

駿河は同じマンションに住む浪岡準子と知り合い、彼女に恋するが、穂高に取られてしまう。その後、準子は穂高の子を身籠るが、穂高は結婚する気はなく、彼女を捨てる。穂高は準子に堕胎させるよう駿河に頼む。

その後、穂高が美和子と婚約したことを知り、 準子は服薬自殺をする。

三人目の容疑者は、雪笹香織。

雪笹は美和子の才能に目をつけ、詩人としてデビューさせる。香織は以前、穂高と交際して、妊娠までしたが、捨てられる。

三人とも殺害の動機は十分。

穂高の死因は硝酸ストリキニーネによる中毒死で、自殺した準子と同じ毒物だった。穂高が常用していた鼻炎用カプセルに硝酸ストリキニーネが詰め替えていた。

容疑者三人に詰め替えのチャンスはあった。

容疑者三人の視点で物語は進行し、加賀刑事が真相を暴いていく。

犯人は誰なのかは、最後に読者が推理するというスタイルです。私は犯人がわからず、加賀のヒントを元にもう一度読み直し推理しました。