人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

2021年3月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング

キネマの神様

原田マハ

おすすめ度 4.2

 

家族に内緒で多額の借金を抱えていたギャンブル依存性の老人と引きこもりの青年がともに愛するものは映画。

その男たちが「キネマの神様」により引き起こす奇跡に胸が熱くなります。

読了後、小さな劇場で昔の名画を観にいきたくなります。

 

予知夢

東野圭吾

おすすめ度 3.8

 

オカルトじみた事件に天才科学者、湯川学が挑む。

まるでテレビドラマでもを観てるかのようにサクサクと読める短編集。

先が気になり、ワクワクしながらあっという間に読み終わってしまいます。

 

シアター!

有川浩

おすすめ度 3.8

 

春川巧が主宰する劇団「シアターフラッグ」は、ファンも多い劇団だが、赤字続きだった。

巧の兄の司から300万の借金をして劇団は助かったが、司は2年間で劇団の収益から、この300万を返すこと、そして返せなかった場合は劇団を潰すことを条件とした。

巧に厳しく接する司だが、本当は、弟想いの優しい兄で、胸が熱くなるシーンがたくさん出てくる。

有川浩さんらしい、気持ちのいい作品。

 

 

地下鉄に乗って

浅田次郎

おすすめ度 3.6

 

昭和の時代にタイムスリップした気分になります。

ワンマンな父親の若い頃の苦労や出兵する日の姿をみることなど、心打たるシーンがたくさん出てきます。

 

 

コンビニ人間

村田沙耶香

おすすめ度 3.3

 

普通とは何か? なぜ普通でないといけないのか、を考えさせられる作品でした。

読みながら、嫌な気分になったのは、私自身が普通でないといけないと思っているからなのかもしれない。

私もきっと、主人公の妹や周りの人の意見に近い考え方だと思いながら、読みました。

 

 

雨に泣いてる

真山仁

おすすめ度 3.3

 

3月11日、宮城県沖を震源地とする巨大地震が発生し、毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は、現地取材に向かう。

被災地で行方不明になった新人記者の松本真理子を捜索も上司から依頼され、過酷な取材を敢行しながら、松本の無事を確認できた。

松本は地元で有名な僧侶に助けられたようだが、僧侶は津波で亡くなった。

その後、僧侶の素性が13年前に放火殺人で指名手配を受けている凶悪犯だとわかった。