2021年1月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
おすすめ度 4.0
丹羽明人は中山競馬場で知り合った真柴老人から手帳を預かる。そこには、日本陸軍がマッカーサーから奪い取った時価二百兆円の財宝についての真実が記されてあった。
おすすめ度 3.8
ゲルニカ空爆にショックを受けたピカソが反戦の気持ちを込めて描いた「ゲルニカ」
それをめぐって現代と過去、二つの話が同時に進行します。
アートの力で平和を訴える八神瑶子とパブロ・ピカソ。アートにはどこまでの力があるのかを問う。
読後には、「ゲルニカ」をじっくり見てみたくなります。
おすすめ度 3.8
盲目で耳が聞こえず声も利けない少女、介良れんの教育係になった去場安。安はれんの才能に気づいてそれを伸ばしてやろうとするが、邪魔が多い。二人の闘う姿に感動します。
おすすめ度 3.6
短編集で、どの作品も短編とは思えないほど濃密な作品ばかり。
涙が溢れる話もあれば、少し背筋がゾッとするような怖い話もある。不思議で、心あたたまり、泣けて、怖くなる、そんな短編がずらりと並びます。
おすすめ度 3.5
大和の前に突然現れた息子の進と過ごす夏の絆を描いた
の続編。
離れて暮らしていた息子の進とはじめて一緒に過ごすクリスマス、お正月、バレンタイン。イベント盛り沢山のこの季節に小さなドラマが続く6編の物語。家族の絆を感じます。
おすすめ度 3.4
一目惚れした女の子と意外と簡単に付き合えるようになった髙寿。その後の交際も順調に進むのだが、実は、彼女には想像もできない秘密があった。
甘いラブストーリーの展開は秘密を知ってから一気に切ないものへと変わる。
おすすめ度 3.3
「後悔病棟」の続編。
「後悔病棟」の最後に不思議な聴診器を受け取った「摩周湖先生」は末期癌患者二人の治療にあたる。
「後悔病棟」の時と同様に、患者に聴診器をあてると、患者の心の声が聞こえる。
患者の二人は癌を克服し新しい人生を生きていく。