暗幕のゲルニカ 原田マハ おすすめ小説
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あらすじ
ゲルニカ空爆にショックを受けたピカソが反戦の気持ちを込めて描いた「ゲルニカ」
この「ゲルニカ」をめぐって現代と過去、二つの話が同時に進行します。
一つは、アメリカ同時多発テロ後の二〇〇三年、ピカソの「ゲルニカ」に魅せられた美術館のキュレーター八神瑶子が反戦を訴えるためにと「ゲルニカ」をニューヨーク近代美術館での展示を目指す。
もう一つは一九三七年のスペイン内戦中、パリで「ゲルニカ」に取り組むピカソに寄り添う女性写真家ドラ・マールの視点。
アートの力で平和を訴える八神瑶子とパブロ・ピカソ。アートにはどこまでの力があるのかを問う。
おすすめポイント
その絵画に込められた思いを知ると、これまで絵画に興味のなかった人でも、観賞してみたくなります。
他にもストーリーの中に出てくる「泣く女」「鳩」も同時に見たくなります。