おすすめ度 3.8
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あらすじ
日本の若者に本物を見せたい一心で、絵画を買い漁り日本に本物の美術館を作ると決めた松方幸次郎は、絵画には素人の自分のためにアドバイス係として田代雄一を指名した。
松方が亡くなったあと、田代は「松方コレクション」をフランスから取り戻し日本に美術館をつくるためにフランスへと向かった。
そこで田代は日置釭三郎と出会い、日置が戦時下のフランスで「松方コレクション」を守り抜いた苦難の日々を聞かされる。
タブローにかけた男たちの物語。
かんそう
最初は美術史でも読んでいるようで、進まなかったのですが、後半になり、男たちのタブローへの思い、美術館をつくる思いに感動しました。