人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

護られなかった者たちへ 中山七里 おすすめ小説

 

おすすめ度 4.0

感動する   ☆☆☆☆

笑える    

スリル    ☆☆☆

ほっこり   ☆

ビックリ   ☆☆☆☆

先が気になる ☆☆☆☆

ためになる  ☆☆☆☆

心に残る   ☆☆☆☆

切ない    ☆☆☆☆

怖い     ☆☆☆

重い     ☆☆

すいすい読める ☆☆☆☆

 

あらすじ

 仙台市の保健福祉事務所課長、三雲忠勝が手足や口の自由を奪われた状態で餓死死体で発見された。

 捜査一課の苫篠は、殺害方法から怨恨だと捜査するが、三雲は公私ともに人格者として知られ怨恨の理由が見つからない。捜査は暗礁に乗り上げる。

 その後、県議会議員の城之内猛留が同じ殺害方法で殺害された。犯人は同一人物だと考えられ、被害者二人の共通点を探すと過去に二人の接点が見つかった。二人は、八、九年前に塩釜福祉保健所で二年間一緒に勤務していた。そして、その頃にある男とトラブルがあった。

 男は塩釜福祉保健所に怒鳴りこんできて三雲を殴り、福祉保健所に放火し逮捕された。そして、その男は三雲が殺害された時には出所していた。

 男が犯人なのか? それならなぜ、男は二人を殺害したのか?

 最後にすべてがわかる。

 

かんそう

映画化になるのも納得の面白さで感動しました。

生活保護について考えさせられる作品で、最後まで興味深く読ませていただきました。