コーヒーフレッシュの正体
不思議なコーヒーフレッシュ
ほっと一息つきたい時、喫茶店に入りコーヒーを飲むことの多い私ですが、最近はセルフサービスの店に入ることが多くなりました。
今、この記事を書いてるのも、そんな店です。
注文して代金を支払い、コーヒーをカウンターで受けとります。横に置いてあるコーヒーフレッシュやシロップ、砂糖を自由にとって席に着くスタイルの店です。
昔、私が喫茶店でアルバイトしていた時は、コーヒーの注文が入ると冷蔵庫からコーヒー用のミルクを取り出しステンレスの小さな器に入れて、コーヒーと一緒に席まで運んでいた頃とは違います。砂糖はテーブルにありお客さんが好きなだけ入れていました。
「お砂糖はいくつ」
「ふたつ」
昭和の恋人の会話の定番だったようです。いくつと聞くのは角砂糖の名残なんでしょう。当時は今より砂糖を入れて飲む人が多かったようにも思います。
話しが脱線してしまいました。コーヒーフレッシュに戻します。
今のスタイルは便利でよいのですが、コーヒーフレッシュが砂糖と一緒に常温で置いてあることが不思議に感じるようになりました。
砂糖は常温ですが、コーヒーミルクは冷蔵しないと腐るので昔はテーブルにはなかったです。必ずウェイターやウェイトレスがコーヒーと一緒に持ってきていました。
当時はコーヒーミルクは冷蔵庫に入れる物と思っていたのですが、今はそうではないようです。
私は、このコーヒーフレッシュを子供の頃、水で薄めたら牛乳になると思い薄めて飲んだことがあります。美味しくなかった記憶があります。バカな子供だったなと思います。
コーヒーフレッシュの原材料表示を見てみましょう。
どこにも牛乳やミルクという文字はありません。代わりにあるのは植物性油脂という文字です。そうコーヒーフレッシュは油と水と食品添加物で出来たトランス脂肪酸の固まりだったんです。
油と水を混ぜるのですが、油と水は混ざりにくいので乳化剤を使用するのです。乳化剤に乳という文字があるので牛乳に由来するものと勘違いするかもしれませんが違うようです。
トランス脂肪酸の危険性については、こちらも参考にして下さい。