おすすめ度 3.8
東野圭吾の初期作品
広末涼子さんが主演で映画化もされています。
あらすじ
杉田平介は妻、直子と11歳の娘、藻奈美との3人家族だったが、1985年の冬に直子の実家に行くために、直子と藻奈美の2人が乗ったスキーバスが崖から転落してしまう。
直子と藻奈美は病院に運ばれたものの、直子は死亡してしまう。藻奈美は奇跡的に助かった。
しかし藻奈美の身体には、死んでしまった直子の魂が宿っていた。身体は娘の藻奈美で心は妻の直子と暮らすことになった平介は戸惑いながらも周囲に気づかれないないように生活する。 藻奈美が高校生になった頃、本当の藻奈美がたまに顔を出す。妻の直子と娘の藻奈美が交互に現れるようになるが、徐々に妻の直子の頻度が減っていく。
平介は妻が完全に現れなくなるのではないかと不安になっていく。
そして、妻の直子から、あることを告げられる。