人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

おすすめ小説 東野圭吾さんの夜明けの街で

 

おすすめ度 3.8

感動する   ☆

笑える    ☆

スリル    ☆☆☆

ほっこり   

ビックリ   ☆☆☆☆

先が気になる ☆☆☆☆☆

ほのぼの   

ためになる  ☆☆☆

心に残る   ☆☆☆

切ない    ☆

怖い     ☆☆☆

重い     ☆☆

すいすい読める ☆☆☆☆

いい歳をした既婚男性の渡部が若い女性の秋葉に夢中になる。後先のこと考えずに、男ってバカだなと思う。
主人公が渡部で不倫の話。ついこないだ芸能界のニュースにあったのとかぶった。

 

不倫する奴は馬鹿だと言っていた主人公の渡部だったが、同じ職場で働く派遣社員の仲西秋葉にひかれていく。不倫はダメなことだとわかっていながら、一線を越えてしまい、そこから先はドンドンと秋葉に夢中になり、妻に見つからないように綱渡りのような生活を送るが、ある時から離婚を考えるようになってしまう。

ある男が渡部に話が聞きたいという。男は刑事で十五年前に起きた殺人事件を捜査しているという。十五年前の殺人事件とは、秋葉の父親の秘書であり愛人だった本条麗子が殺害された事件だった。

犯人はまだ逮捕されておらず、もうすぐ時効をむかえる。秋葉には殺害する動機があった。父親の愛人ができ離婚した秋葉の母親は殺人事件が起こる前に自殺していた。秋葉にとって本条麗子は母親を奪った憎い相手だった。

 

時効をむかえる日に秋葉は渡部と父親と叔母と会う約束をした。時効をむかえた瞬間に、秋葉は真実を話すという。

渡部は離婚して秋葉と結婚するのか、秋葉は殺人犯なのか、時効まで逃げきるつもりなのか、最後まで展開がわからず、ハラハラ、ドキドキ。そして、最後は意外な結末に!