決断 小杉健治 おすすめ小説
おすすめ度 4.0
感動する ☆☆☆☆
笑える ☆
スリル ☆☆
ほっこり ☆
ビックリ ☆☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
ためになる ☆☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆☆
怖い ☆☆
重い ☆☆☆
すいすい読める ☆☆☆☆
あらすじ
銀座のホステスが首を絞められ殺害された事件で、担当検事の江木秀哉は捜査に関しての疑問をもった。
しかし彼の話に耳を傾けたのは高須刑事だけだった。くしくも高須は、二十年前、秀哉の父親の秀蔵とともに、迷宮入りしたある殺人事件の捜査にあたったことがある。
そして二十年前に迷宮入りした事件と今回の事件は似ていた。
秀哉は事件を調べていくうちに、ある大物にぶつかる。そしてその人物は二十年前の事件にも関係があることをつきとめた。
父親の秀蔵は余命半年の診断をうけ、今は病床にあった。迷宮入りした事件のことを今も悔やむ父親の代わりに秀哉が真相にせまる。
かんそう
小杉健治さんらしい作品で、読みやすく先が気になるのであっという間に読み終えてしまいます。
主人公が権力に負けず正義をつらぬく姿勢ごかっこよく最後にスッキリとした気持ちにしてくれます。
小杉健治さんといえば親子の愛情をテーマにした作品も多いですが、この作品も父親の愛情に心が熱くなります。