「声なき叫び 小杉健治」おすすめ小説を読もう
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声なき叫び 小杉健治
おすすめ度 ☆☆☆
自転車で蛇行運転をしていた青年、高尾翔太が警察官に取り押さえられ、その後死亡した。
取り押さえる際に警察官が暴行を加えていたという複数の目撃証言があるにもかかわらず、警察は正当性を主張する。暴行は加えていない、翔太が暴れたので取り押さえただけだという。
翔太の父、宏は納得がいかない。翔太は障がい者で優しい性格なので暴れるような乱暴な性格でないという。
新聞記者の八田が宏に警察の嘘を暴こうと水木弁護士を紹介する。
水木弁護士は冤罪や警察、検察の隠蔽体質に立ち向かう素晴らしい弁護士だと八田はいう。
宏は八田と共に戦うことになるが、トラブルも続出。
隠蔽しようとする警察に立ち向かう水木弁護士たちの戦う姿勢に感動します。小杉健治さんらしい子供を持つ親の愛情を感じる作品です。正義感の強い人におすすめのです。