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江戸川の河川敷で駐車中の車の中で人が死んでいるのが発見された。亡くなっていたのは柳田祐司。
足元に七輪に入った練炭があったことから自殺と思われたが、いくつか不審な点がある。
曽根元春警部補は他殺の線も視野に入れて調べていくと、柳田がストーカーしていた小堀美奈子という女性が柳田が亡くなる直前に会っていた可能性が出てきた。
美奈子はある男性と会っていたとアリバイを主張するが、その男性の名前は迷惑がかかるからと言おうとしない。曽根は会っていた男性が殺された柳田ではなかったかと疑う。現に柳田の胃から出てきた食材は美奈子の行っていたレストランのコース料理と一致していた。
美奈子の周りでは、過去にも二人の男性が練炭自殺をしていた。
そして、曽根は状況証拠だけで美奈子を逮捕に踏み切った。
美奈子の弁護は鶴見弁護士が担当になった。
鶴見弁護士は美奈子が事件当時に誰と会っていたのか、なぜ殺人の罪をかぶってまで、会っていた人物の名を隠すのかを調べていった。調べるうちに美奈子の秘密が明らかになっていく。