ルパンの消息 横山秀夫 おすすめ小説
おすすめ度 3.6
感動する ☆☆☆
笑える ☆☆
スリル ☆☆☆
ほっこり ☆
ビックリ ☆☆☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
ためになる ☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆☆☆☆
怖い ☆☆
重い ☆☆☆
すいすい読める ☆☆☆☆
あらすじ
十五年前に高校の女性教師が校舎から飛び降り自殺したとされる事件が、殺人事件だとたれ込みがあった。
警察は時効まで二十四時間しかない殺人事件の捜査に乗り出す。
女教師が死んだ日、三人組の悪ガキ高校生が期末テストを盗みだそうと「ルパン作戦」を計画、実行していた。
「ルパン作戦」の主犯の喜多の取り調べが始まり、喜多の供述(回想)でストーリーは進行していく。
十五年前の謎が喜多の供述から少しずつ当時の様子が明らかになるが、新たな謎が立ちはだかる。
犯人は誰なのか、たれ込みは誰がやったのか、先が気になって、ドンドン読みすすむこと間違いなし。
そして、最後に思いがけない展開が待ってます。
おすすめポイント
十五年前殺人があったとされる日の喜多の回想部分は個性豊かな悪ガキ三人組が期末テストを盗むという大胆な犯行のワクワクドキドキ感が楽しめ、現在警察が謎の多い事件の犯人を追う緊迫感、その両方を楽しめます。