おすすめ度 3.8
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あらすじ
主人公の平野瑞穂は、子供の頃から婦人警官になることが夢だった。夢が叶い婦人警官として鑑識課に所属し、事件の被害者や関係者から話を聴取して犯人の似顔絵を描く捜査をしていた。
しかし、当時の鑑識課長から似顔絵の改竄を命じられ、それを不服に思い失踪し休職した。
その後、職場に復帰したが、似顔絵捜査にもどることはできず、広報室や犯罪被害者支援対策室で内勤の仕事に就かされた。いつか、鑑識課へ復帰して似顔絵婦警としてやり直すのが夢だった。
瑞穂は、警察官の職に誇りを持ちつつも、警察組織に対する疑問や、婦警蔑視の男社会での葛藤を持ちながら、トラブルや事件を解決していく。
かんそう
短篇集だが、それぞれの中身が濃くてよかった。
主人公の平野瑞穂の純粋でひたむきな感じがよかった。読みながら、必死で応援してしまう。