人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

小坂流加さんの余命10年に出てくる名言

 

 

 命が恋しくて、時間がいとおしくてたまらない。

 愛する人と別れることが死だと思った。

 けれど、いとおしいと思えた自分と別れることもしなんだよね。こんなことならもっと自分を大切にすればよかった。わたしを一番大切にできるのは、わたししかいないんだから。

 もっと早く、いろんなことに気付けたらよかったな。

 

 

 好きだよって、時には誰かに言って欲しい。

 それだけで生きている実感が持てる。女の子からでもいいや。

 好きだよ。

 なんていい言葉だろう。

 それだけで優しくなれる。

 わたしも誰かに言おうかな。

 

 

 誰かと同じじゃイヤダなんてなんていつか言っていたけれど、今はみんなと同じじゃなきゃ不安でたまらない。違うならば強くなりたい。みんなと違う道を堂々と歩ける人になりたい。

 強くなりたい。

 強くなりたい。

 心が固まっちゃうくらい、強くなりたい。

 

 

 楽しいってこういうこと。したいことしてる感覚。誰にも流されない感触。

 単純で笑っちゃう。でも笑うことって大事。笑えることって必須。楽しいって人生の基盤。

 人生楽しんだ者勝ちだもの!

 

 

 お父さん、ごめんなさい。

 成人式の振袖着られなくて。

 お母さん、ごめんなさい。

 何一つ期待に添えないことばかりで。

 桔梗ちゃん、ごめんなさい。

 優しくしないでって、時々思う情けない妹で。

 ごめんなさい。

 誰より遅く生まれたのに、誰より早く死んでしまって。

 残りはあと、8年。

 

 

 あと10年しか生きられないとしたら、あなたは何をしますか。

 長いと思い悠然と構えられますか。短いと思い駆け出しますか。

 あと10年しか生きられないと宣告されたのならば、あなたは次の瞬間、何をしますか。

 

 

 生きていれば確実に幸せともぶつかる。それはいつか自分を苦しめるもろ刃の剣だとわかっていた。けれど、今は後先考えず和人がくれる幸せを、ドロップをなめるように味わっていたい。