人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

向日葵 まつだつま おすすめ小説

佐山孝恵はある男と不倫していた。終わりにしないといけないと思いながら、男の『妻とは別れるから』という言葉を信じ続けてしまった。 孝恵は男の子供を身籠り、男に相談した途端、別れを告げられた。 孝惠は子供を堕ろすしかないと思うが、母親の節子に反対され生んで育てる決意をする。 しかし、孝惠は出産後、出血性ショックで亡くなってしまう。 節子は後悔するが、くよくよしてばかりはいられない。生まれてきた孫娘を自分が育てなければならない。 孝惠には素直で他人を思いやれる娘に育ってほしいと名付けたが、本人が幸せでないといけない。 孫娘には本人が笑って過ごし、その笑顔で周りを幸せにするような娘に育ってほしいと向日葵と名付けた。 三浦幸仁は食品スーパーを展開する会社社長の三浦孝士の長男として生まれる。 幸仁はなに不自由なく暮らすが、子供の頃から仕事ばかりの父親に対しては不満を持っていた。 幸仁と向日葵は同じ日に同じ病院で生まれていた。 二人は二十歳の誕生日に運命的な出会いをし、子供ができ結婚をする。 孝士は二人の結婚に反対し、幸仁を勘当する。 そのことで悩む向日葵は、幸仁と孝士が仲直りできるようにとする。 しかし、仲直りする前に孝士は病に倒れ余命わずかと知らされる。 孝士が生きている間になんとかしようとする向日葵だが、幸仁は心を開こうとしない。 しかし、向日葵はこれまでに幸仁に秘密であることをやっていた。 それを知った幸仁は自分の大したことのないプライドのせいで、みんなを苦しめていたことに気がつく。