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検察官の冨永真一は「あかねちゃん事件」とマスコミが騒ぐ女児誘拐殺害事件の裁判を、形勢不利から検察勝利へと導いた。その功績が認められ、特捜部に配属される。
粘り強く次々に成果を出す冨永だったが、幼馴染みで親友の近藤左門が失踪した。その後、奇妙な疑獄事件に巻き込まれてしまう。冨永は左門からアイフォンを受け取っていたが、そこからは失踪の手がかりは見つからなかった。ある日、左門の勤務する文科省の人間だという男が冨永の前に現れ左門の行方を訊いてきた。その男の話では左門は特定秘密を漏洩した疑いがあるということだった。左門のことを調べていくうちに富永はある人物にたどり着く。その人物は戦後の日本復興を支えた大物政治家だった。
宇宙開発に挑む若き女性研究者の八反田遙は、幼い頃から宇宙開発に夢を見て、日本の宇宙開発を担う研究者になるために日々奮闘していた。
航空宇宙科学研究センター(宇宙セン)の指導教官の寺島に導かれるが、そこで日本の宇宙開発の現状と問題点を目の当たりにする。同盟国のアメリカとの関係の複雑さに触れることでもあった。
そして政府は日本のロケット開発を民間へ委託すると発表した。遥は、夢だったロケット開発ができなくなることにショックを受けた。
検察とロケット開発、この二つのストーリーが一つのストーリーへとつながっていく。