おすすめ度 4.8
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あらすじ
味がおいしい小さな食堂の看板娘の並木佐織が突然行方不明になり、数年後に不審火で焼けた屋敷から焼死体として発見された。
容疑者は、遺体が見つかった焼けた屋敷の持ち主の息子蓮沼寛一。蓮沼は昔少女殺害事件で逮捕されたが無罪となっていた。そして今回も証拠不十分で不起訴となった。
佐織のことを愛する人たちは、蓮沼が無罪になったことに納得できなかった。
その後、蓮沼は部屋で死んでいた。
蓮沼寛一殺しの容疑者は、佐織が働いていた食堂に食べにきた常連の普通の人々、佐織を愛した人たちだ。法で裁かれないなら自分たちの手で。哀しき復讐者たちの渾身のトリックが、湯川、草薙、内海薫の前に立ちはだかる。
そして、最後はどんでん返しの結末。
かんそう
東野圭吾作品はどれも大好きだが、これはそのなかでもトップクラス。
最初から最後まで、先が気になりどんどん読み進みますし、後半になるにつれ心震わせます。
最高におもしろかった。