感動する 😢😢😢😢
笑える 😄😄
スリル 💓
ビックリ 😲
先が気になる 👀👀👀
ほのぼの 🐹
ためになる 💮💮💮💮
心に残る 💟💟💟
切ない 💛💛💛
怖い 😱
重い 💜💜💜
ケース1から4まであります。片づけ屋の大庭十萬里が家の片づけだけでなく、心の掃除もする。ストーリーです。
ケース1 清算
永沢春花は妻子ある男性と付き合い五年になる。妻と別れるから待ってくれと言われて待ち続けた。こんな生活を続けているため部屋はゴミ屋敷のようになっていた。そこで片付けのプロ、大庭十萬里に手助けをお願いする。大庭十萬里は部屋の片付けだけでなく不倫の清算にも力を貸す。
ケース2 木魚堂
木魚堂の主人国友展蔵は妻を癌で亡くしたあと、木魚つくりや生きることにやる気を失っていた。娘の風味子が心配して片付け屋大庭十萬里に「心もお掃除いたします」という文句に引かれて依頼した。
ケース3 豪商の館
七十八歳の三枝泳子は豪商の館に一人で暮らしている。息子英樹も娘の睦美もこの家から出ていって久しい。夫も癌で亡くなった。
近所に住む柴田さんは長男夫婦と同居していて、孫三人に囲まれ賑やかに暮らしている。
娘の睦美が勝手に片付け屋の大庭十萬里にこの家の片付けを依頼していた。
ケース4 きれいすぎる部屋
依頼者は姑。嫁の池田麻美子が部屋の片付けが出来ないと依頼してきた。場所はエリート官僚の官舎で池田麻美子は元国際線の客室乗務員だった。
十萬里は部屋をチェックするが、どの部屋も掃除が行き届いていない。十萬里は麻美子に対し専業主婦なのに何をしているのかと怒りをおぼえる。
部屋を全てチェックしようとしたが、一部屋だけ麻美子がどうしても見せてくれない部屋があった。
ケース1 清算
永沢春花は片付けの出来ないOL。食のバランスを考えようと思ってもコンビニに入ると決心したことなど忘れて歯止めがきかない。ゴミ出しも二週間も出さないままだ。部屋は足の踏み場もない。
母親が上京した時にあまりの酷さに驚き、大庭十萬里という片付けのプロに手助けを申し込んだ。
春花はイヤイヤだが母親が勝手に申し込んだので仕方ないとあきらめる。
春花の彼氏は小笠原悟史という妻子ある男性で、妻と別れるという悟史の言葉を信用し五年も関係を続けていた。
悟史が佐野風鈴という若い女性と付き合っているという噂をきく。
これまでも悟史は何人もの女性を騙していた。
風鈴も妻と別れるからと言って付き合いはじめたと知る。
悟史に憎しみが生まれるが情が残る。戻ってきてくれるのではないかとあきらめきれない。
大庭十萬里はそんな春花の気持ちを全て理解していた。
ケース2 木魚堂
木魚堂の主人国友展蔵は妻を癌で亡くしたあと、木魚つくりや生きることにやる気を失っていた。娘の風味子が心配して片付け屋大庭十萬里に「心もお掃除いたします」という文句に引かれて依頼した。
風味子は教師で忙しい毎日だが、仕事が終わってから展蔵の洗濯や食事の支度をするために展蔵宅へ寄っている。それが終わってから自分の家事をやるという忙しさだ。それに加え高校生の息子のが引きこもりになってしまった。精神的にも肉体的にもいっぱいの状態なのに、展蔵は自分の身の回りのことを風味子に任せきりだ。
大庭十萬里はこんな家族に心のお掃除をするためにいろいろと仕掛ける。
ケース3 豪商の館
七十八歳の三枝泳子は豪商の館に一人で暮らしている。息子英樹も娘の睦美もこの家から出ていって久しい。夫も癌で亡くなった。
近所に住む柴田さんは長男夫婦と同居していて、孫三人に囲まれ賑やかに暮らしている。柴田さんを羨ましく思う。
娘の睦美が勝手に片付け屋の大庭十萬里にこの家の片付けを依頼していた。
睦美はいらないものは捨てておくようにと冷たく言うが捨てるものなんてない。うちは散らかってもいないから片付け屋なんて必要ないと思っていた。
大庭十萬里が来て一部屋ずつ順番に見て、思い出の品や高価な物、子供や孫たちが遊びにきた時のために残してある物を全て処分すべきだといいという。
捨てるわけにはいかない。いつ必要になるかわからないし、高価なものもあるのだ、と怒りをおぼえた。
十萬里は今日は下見だと言って、あとは睦美と打ち合わせすると言って帰っていった。
その後、十萬里は姿を現れず、代わりに息子の英樹が来てくれた。一泊した上に旅行にまで誘ってくれた。本当に幸せな一日だった。
次に孫の知也が遊びにきてくれた。知也はいろんな話を聞かせてくれた。
そこで睦美や英樹が仕事のリストラや義母の介護で大変な思いをしていると聞かされる。
自分に心配をかけないようにと隠してくれていたようだ。
息子や孫が来てくれたおかげで少し泳子の気持ちに変化がおとずれる。
ケース4 きれいすぎる部屋
依頼者は姑。嫁の池田麻美子が部屋の片付けが出来ないと依頼してきた。場所はエリート官僚の官舎で池田麻美子は元国際線の客室乗務員だった。
十萬里は部屋をチェックするが、どの部屋も掃除が行き届いていない。十萬里は麻美子に対し専業主婦なのに何をしているのかと怒りをおぼえる。
部屋を全てチェックしようとしたが、一部屋だけ麻美子がどうしても見せてくれない部屋があった。
そうこうしていると娘たちが帰ってきた。長女の沙耶加は暗くて無愛想で妹の菜々美は派手に化粧をし素行が悪い。
麻美子は二人の娘に食事も作ってないようで二人とも荒んできている。
麻美子がそうなった理由は見せてくれなかった部屋にあった。その部屋は菜々美の話ではきれいに片づけられているという。
そしてその部屋は亡くなった長男祐介の部屋だった。