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夫からDVを受けていた加奈子。それを知った直美は加奈子の夫を殺害しようと計画する。
完璧な計画で絶対に捕まらないと思っていたが、完全犯罪は難しい。計画には綻びだらけだった。
主人公が殺人犯なのに、ついつい応援してしまった。
前半は直子が犯行を計画する。本当に成功するのかと思いながら読み、後半は夫が失踪した妻を演じる加奈子。犯行に綻びが見えてくる。最後まで逃げ切ってくれとハラハラドキドキする。
あらすじ 内容
ナオミの章
小田直美は葵百貨店の外商部で働く二十八歳の独身女性。本当は美術展の仕事がしたいと葵百貨店に入社したが希望通りの配属ではなかった。
ある日、直美は昔からの友人の服部加奈子と食事の約束をしていたが、加奈子が風邪をひいてるので食事には行けなくなったとキャンセルしてきた。直美は加奈子の体を心配して、葵百貨店でおにぎりや煮物、フルーツを買って加奈子の見舞いに訪れた。
その時見た加奈子の顔は腫れ上がり痣があった。理由をを訊くと夫の服部達郎のDVが原因だった。
直美は自分のことのように腹をたて、加奈子のことが心配でしかたなかった。
直美は加奈子に達郎の殺害を提案する。
カナコの章
加奈子は夫が失踪した妻を演じるが、達郎の妹陽子や達郎の同僚山本から失踪には矛盾することが多すぎるなど指摘を受け綻びが出てくる。
陽子は興信所を雇い調査し加奈子にせまる。