人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

おすすめ小説 沢木冬吾さんの約束の森

約束の森 沢木冬吾

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おすすめ度 4.5

感動する   😢😢😢😢

笑える    😄😄

スリル    💓💓💓💓💓

ビックリ   😲😲😲😲

先が気になる 👀👀👀👀

ほのぼの   🐹🐹🐹🐹

ためになる  💮💮

心に残る   💟💟💟💟

切ない    💛💛💛💛

怖い     😱😱😱😱

重い     💜💜

ある組織を誘き出すために、昨日まで他人だった三人が家族として暮らし囮になる。それに一頭、一羽が加わった。バラバラだった彼らがいつの間にか、本当の家族のよう過ごし、お互いを心配し思いやる。

そして全員で協力し、ある組織と対決する。

アクションだけでなく色々な要素がある面白い作品です。

アクションシーンに手に汗握り、ほのぼのシーンあり、感動ありです。

見知らぬ三人と犬とオウムが同居し、バラバラだった心が、少しずつ繋がっていくのに温かい気持ちになりました。

犬好きにはたまらないのかも。わたしも犬を飼いたくなりました。

580ページほどあって、内容が複雑。頭、混乱する。

あらすじ 内容

元警視庁公安部の奥野侑也は、ホームレス寸前の生活を送っていた。

妻冬子を殺人事件で失ってから人生を、"降りている"。

犯人は捕まらず時効になってしまった。

そんな侑也の元に、かつての上司太田の仲介で警視庁公安部の緒方がやってきた。

緒方は侑也に北の僻地にあるモウテルで働きながら、ある作戦に協力してほしいと言う。

モウテルの写真を見せられ侑也が気になったのはそこで飼われていたドーベルマンだ。

酷い環境におかれ、ドーベルマンらしい力強い筋肉も無い。虚ろな瞳、人間は一切信用していない瞳。侑也と同じくすべてから"降りている"顔だ。元警備犬のハンドラーだった侑也にとっては、このドーベルマンを助けたいと思った。

侑也はこのドーベルマンを飼わせてもらう条件で緒方の依頼を引き受けることにした。

ドーベルマンの名は「マクナイト」という。

侑也は緒方の指示通り北の僻地のモウテルで働くことになった。

ここでの侑也の任務は、国際的な極左無政府集団「N」を釣り上げること。

そしてここには侑也以外に若い男女もいる。男は坂本隼人と女は葉山ふみ。三人は親子を装い共同生活することになる。

葉山ふみが「N」の幹部の娘だという。作戦はふみを囮にして「N」を釣り上げるのだ。

ドーベルマンのマクナイトを飼いはじめ、病院につれていく。人間を警戒しているマクナイトは侑也にも心を開かない。どうしたらよいか、獣医の宮田に相談すると、「これまで虐待を受けていたふしがあります。マクナイトくんのために、今はあなたがそばにいてやることです」

侑也は虐待ということに頭に血がのぼった。

人間を警戒していたマクナイトだが、徐々に侑也に心を許しはじめた。

親子を演じる侑也と隼人、ふみは少しずつ、お互いのことを知るようになり、信頼関係が芽生えはじめる。

「N」を狙う別の組織に警察と侑也たちは襲撃される。

最後に妻冬子の殺人事件の犯人も絡んでいた。