人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

中山七里さんのヒポクラテスの憂鬱に出てきた名言

 

「じゃあ解剖して何も出てこなかったとして、あんたは責任が取れるのか、栂野先生」

「どうして、ここで責任の話が出てくるんですか」

「何だって」

「今はとにかく解剖して死因を特定するのが最優先です。責任追及なんて、その後からゆっくりやればいいじゃないですか」

 

「いかにも世間知らずな物言いだな」

「わたしには、世間よりも知らなきゃいけないことが沢山あるんです」

 

 

「お前の物言いは犯罪を憎んでおらん。犯人を憎んでおるだけだ」

 はっとした。

 これは真琴が研修医として内科に配属された際、担当医から受けた忠告に似ている。

『あまり一人の患者に肩入れしてはいけない。感情は判断を狂わせる元凶だからね』