あらすじ
妻や娘から相手にされず、出世街道からも取り残された、どうしようもない人生を生きる大沢勝男は、あることがきっかけで、凶悪犯の男と入れ替わり、波瀾万丈の人生を経験することになる。
凶悪犯の人生を経験することで、これまでどうしようもなく面白くないと思っていた元の人生が、本当は恵まれた素晴らしい人生だったことに気づく。
元の人生に戻りたいと思い、凶悪犯の姿のまま妻や娘のもとに姿を現すのだが。
もちろん妻と娘は、今の姿では、自分の夫、父親だとは気付かない。
そこではじめて知ることになる家族の新たな真実。