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あらすじ
女刑事音道貴子の短編集
【未練】
音道いきつけのカレー屋で店主と知らぬ男が揉めていた。男は「こいつが俺の女房を殺した」と怒鳴っていた。
【立川古物商殺人事件】
古物店から三遺体が発見された。遺体の一人は古物商の主人で、後の二人は元妻と娘だった。古物商に恨みをもつ者が多く捜査は難航した。
【山背吹く】
音道貴子は精神的に疲れ、昔の友人の嫁ぎ先の旅館で心を癒すことにした。そこで近くの保育園で女の子を人質にして男が立てこもる事件に遭遇する。
【聖夜まで】
幼い女の子が砂場で口や鼻に砂を詰め込まれた上、埋められて殺害されていた。悲惨な殺害のされからに音道貴子は怒りをおぼえた。
【よいお年を】
音道貴子は母親と年末の買い物に出掛ける。そこで酔っぱらいが暴れるシーンに遭遇する。
【殺人者】
殺人犯だと確信する男に物証がないため、逮捕までこぎつけないまま大晦日をむかえた。刑事の島本は大晦日は早めに帰り、植物人間になった妻の病院に訪れた。
おすすめポイント
刑事物の事件解決といったミステリー的な要素は少なくヒューマン的な感じ。