2021-01-11 唇はわなわなと震えていた 不安、恐怖の表現、描写を小説から学ぶ 工兵隊長の唇はわなわなと震えていた。ようやくそれだけを言うと、隊長は総司令官の前であることも忘れたように、水筒の水を音をたてて飲んだ。 浅田次郎さんの日輪の遺産より