おすすめ度 3.8
感動する ☆☆
笑える
スリル ☆☆☆
ほっこり ☆
ビックリ ☆☆☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
ためになる ☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆☆
怖い ☆☆
重い ☆
すいすい読める ☆☆☆☆
さすが東野圭吾作品。先が気になりどんどんと読み進みました。
誰が犯人なのだろうかと想像しましたが、はずれました。
練馬区で若い一人暮らしの女性が殺害された事件に新田たちの班が応援として呼ばれた。
呼ばれたの理由は、警察に密告状が届き、そこには12月31日、午後11時に犯人がホテル・コルテシア東京のパーティー会場に現れるという内容だったからだ。
前回のマスカレード・ホテルの時同様、新田はホテルマンに扮し潜入捜査することになる。
ホテル側の従業員のなかには、警察の潜入捜査がお客様に迷惑になっていると苦言を言う者もいる。
そんな歓迎されない中で新田はホテルマンとして捜査を始めるが、変わったお客様がたくさん現れ、全員が怪しく見えてくる。
お客様へのおもてなしのために働くホテルの従業員と嘘を見抜くために働く刑事とは、やはり意見がぶつかり険悪なムードにもなる。
ホテルに来るお客様の中には仮面を被っている人も少なくない。その仮面を尊重するのがホテルマンの務めであり仮面を剥がすのが刑事の仕事。その葛藤のなかで怪しいお客様をマークする。
そして犯人は誰なのか。最後までわからないストーリーに一気に読み進むこと間違いなし。