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湯川と恭平の関係が微笑ましかった。
湯川が登場するシーンを読んでいると、福山雅治が頭に浮かんでしまう。
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった小学五年生の恭平は、仕事で訪れ旅館に宿泊した物理学者の湯川学と親しくなる。
そして、恭平は夏休みの自由研究や宿題を湯川に手伝ってもらう。
この旅館のもう一人の宿泊客塚原が崖の下で死んでいるのが見つかった。
湯川は事故死にしては不審な点があると感じた。
塚原は元刑事で、昔、玻璃ヶ浦に関係ある男を殺人容疑で逮捕したことがあった。
塚原はなぜ玻璃ヶ浦に来てこの旅館に宿泊したのか?
塚原は事故で死んだのか、それとも誰かに殺害されたのか?
殺害されたとしたら、なぜ殺害されたのか? 犯人は?
湯川だけが気づいてしまう真相とは? 湯川に導かれ警視庁の刑事草薙も真相へ近づいていく。