人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

椿山課長の七日間 浅田次郎 おすすめ小説

 

おすすめ度 4.2

感動する   ☆☆☆

笑える    ☆☆

スリル    

ほっこり   ☆☆

ビックリ   ☆☆☆

先が気になる ☆☆☆☆

ためになる  ☆☆☆☆

心に残る   ☆☆☆☆

切ない    ☆☆☆☆

怖い     ☆

重い     ☆

すいすい読める ☆☆☆☆

 

百貨店で忙しく働く椿山和昭は、取引先との食事中に突然過労で倒れて、そのまま亡くなってしまった。

椿山は現世と来世の中間にある中陰の世界で目が覚めた。そこで、やり残した仕事、愛する家族を思うと、このまま極楽浄土するわけにいかないと、現世に戻ることを願い出る。

そして、現世に逆送の許可がでる。椿山の他に、人違いで銃で撃たれた元ヤクザと交通事故で亡くなった小学生の男の子も現世に逆送してもらった。

三人の現世で過ごせる時間は初七日までの三日間。その間に三人がそれぞれ現世の時とは似ても似つかぬ別人になり、やり残したことをやる遂げるために行動する。禁止事項は、制限時間の厳守。復讐の禁止。正体の秘匿。の三つだ。もし破ると恐ろしいことになる。

椿山は生前とは似ても似つかぬ美しい女性になって家族や知人に会いに行く。そこで生前知らなかった真実を聞かされることになる。笑いあり、感動ありのストーリーです。