おすすめ度 4.0
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あらすじ
丹羽明人は真柴司郎という老人と中山競馬場で出会った。
丹羽は自分の会社を救うために、有馬記念で、一か八かの大勝負に出た。
しかし、真柴のせいで馬券を買うことができなかった。結果は買う予定だった馬券が的中した。
残念がる丹羽は、真柴からお詫びにと言って手帳を渡された。その後、真柴は急死してしまった。
真柴から受け取った手帳には、帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝の隠された驚くべき真実が書いてあった。
丹羽はこの手帳に書いてあることが事実なのかを明らかにしようとした。隠された日輪の遺産にたどり着けるのか。
おすすめポイント
手帳の中の戦時中の物語と手帳の謎を解く戦後五十年の物語が交互に出て、歴史の深さを感じながら読み進めることができます。
戦時中、マッカーサーの財宝に関わり、死んでいった人々や生き残った人々、それぞれの人生の歴史に涙する感動作です。