人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

浅倉卓弥さんの四日間の奇蹟の名言

 

 

 

 己の快だけを追及しないこと。それが一番人間らしい生き方ではないのかな

 

 

 信じるということは、人間の脳に与えられた偉大な力の一つだぞ

 

 

 そして何よりもね、毎日疲れ切ってぐっすり眠るっていうのが、実はとっても幸せだったんです。だってね、不安とか猜疑とか苛立ちとか、そういう自分を苛むような感情に付き合ってる余裕がないんですよ。現実にはやっぱり狭い社会での人と人との関わりですから、相性の悪い奥さんがいたり、お爺ちゃんの頑固さに閉口したりということはしょっちゅうありました。だけどね、もうその場で忘れるしかないの。だって疲れてるからすぐ寝ちゃうんですもの。そういうの一眠りしたら、どうでもよくなっちゃいますよ。

 だからあたし思うんですよ。忙しくて忙しくて、それでもまだすることが山積みだっていうのは、実は幸せの一つの形なんだって。充実感というと少し違うんですね。

 いったいあたし何のためにこんなに忙しくしてるんだろうって、やってる時は思いましたから。でも、失くしてしまうと不思議に、辛かったというよりもむしろ懐かしいという気持ちの方が強かったです

 

 

「わからんでもないがな、いちいち腹を立てても仕方ないだろう。我々にとってはここは現実だが、そうではない人間たちもいる。それだけのことだ。それにな、文句を言える余裕があるだけ、まだ恵まれてるとも言えるんだぞ」

 

 

 如月さん、天は自ら助くる者を助く、ってフレーズ、知りません? あたしここに来てね、これを強烈に、本当だなって感じたんです。聖書にあるんだろうと思って探したんですけど、違うのね。大元はギリシャ悲劇みたい。

 もちろん天に神様がいて、というふうじゃなくて、だから主語は天ではなくて、周囲でも環境でもいいんだと思うんですけどね、つまり、自分でなんとかしようとしない限り、人は決して救われない、そういうことを言ってるんだと思うんです。

 患者さんたちを見ていると一層実感するんです。少しでもよくなりたい、そういう思いが本人になければ、結局まわりは大したことはしてあげられないんですよね。