崇史が右の腋を少し開き気味にすると、麻由子がそこへ入ってきた。彼は身体を少し捻じり、左手を彼女の腰のあたりに伸ばした。そのままパジャマの中へ指を這わせる。さらに下着に手がかかった時、麻由子は微笑んだ。
「疲れてるんじゃないの?」
「いいんだ」彼はいい、愛撫を始めた。彼女の下半身から衣服をはぎとり、自分もパジャマのズボンを脱いで脚をからませた。二人の脚は汗ばんでいた。彼女の手が彼のペニスに伸びた。彼は勃起していた。二人は顔を見合わせ、笑った。そのまま彼は彼女にキスしようとした。彼女は瞼を閉じた。