人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

楽園のカンヴァス 原田マハ おすすめ小説

 

おすすめ度 3.8

感動する   ☆☆☆

笑える    

スリル    ☆

ほっこり   ☆

ビックリ   ☆☆☆

先が気になる ☆☆☆☆

ためになる  ☆☆☆

心に残る   ☆☆☆☆

切ない    ☆☆☆

怖い     ☆

重い     ☆☆

すいすい読める ☆☆

 

あらすじ

 2000年、大原美術館で美術監視員の早川織江のもとに、ニューヨーク近代美術館MoMA学芸部最高責任者であるティム・ブラウンから指名の依頼がくる。

 それは早川織江が交渉の場に出てくれば、アンリ・ルソーの『夢』を貸し出すという内容だった。

 織江とティムは17年前のスイス・チューリッヒで出会っていた。

 1983年、ティム・ブラウンのもとに、スイスの伝説的コレクター・コンラートバイラ―から、ルソーの作品を調査してほしいという手紙が届く。

 そこでティムのライバルとして出会ったのが早川織江だった。

 バイラ―からティムと織江への依頼は、七章からなるルソーの物語を一日一章ずつ読んだうえで、ルソーの「夢をみた」という絵画の真贋を見極めるという内容だった。そして、二人のうちどちらか、優れた講評をした方にこの絵の取り扱い権利を与えるという

 二人は、この絵に隠されたルソーの重大な秘密に迫っていく。

 

かんそう

 美術に興味のない私でしたが、原田マハさんの文章力のおかげで、ルソーの絵画に秘められたミステリー性に徐々に引き込まれていきました。

 物語に出てくる絵画をネットで検索して見ながら、絵画に秘められた画家の思いを感じ、読みました。