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切ない ☆☆☆☆☆
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重い ☆☆☆☆☆
完治の可能性がきわめてゼロに近い病にかかった時、完治を信じて苦しい治療を受け続けるべきなのか、それとも死に向き合い残りの短い人生を自分らしく生きるべきなのか。
家族は出来るだけ長く生きてほしいと思うだろう。しかし、病と闘う本人は、無駄になるかもしれない苦しい治療を強いられる。
なんとも重たい話ですが、延命治療について考えさせられるストーリーです。
あらすじ 内容
武蔵野七十字病院で勤務する医者の桐子修司は患者に「あなたの余命は半年です」と告げた。それに激怒する副院長の福原。
死神と呼ばれる桐子は「死」を受け入れ、残りの日々を人間らしく大切に生きる道を説く。
一方、副院長の福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めず、最大限努力する。
第一章では、白血病にかかった会社員の浜山雄吾の話。
浜山は結婚一年で奥さんのお腹には赤ちゃんがいる。そんな幸せいっぱいだった生活が一変する。
第ニ章は、将来医者を目指す大学生川澄まりえ。筋萎縮性側索硬化症という原因不明の病。治療法はない。
第三章は、下咽頭癌に侵された医者の話。すでに手術しても助からない。
各章で助かる可能性の低い命。余命として有意義に生きるべきか、最後まで病と闘うべきなのか、治療法について桐子と福原の意見が対立する。