2020-11-07 電車が来るたび、セーラー服の赤いリボンが、ふわりとジャンプするように風になびく 女性の外見の描写をおすすめ小説から学ぶ 六歳だった。 その人はずっと、駅のプラットホームに立っていた。電車が来るたび、セーラー服の赤いリボンが、ふわりとジャンプするように風になびく。季節は、夏。誕生日の前日だったから、よく覚えている。 小川糸さんのにじいろガーデンより