森沢明夫作品わたしのおすすめランキングです
森沢明夫さんの作品に出てくる人物は心優しくて癒されます。自然の表現は本当にきれいな表現で清々しい気持ちになります。
おすすめ度 4.0
森沢明夫のファンになってから、この本をいつか読みたいと思っていた一冊です。
高倉健さん主演で映画化されたと聞いて、絶対に面白いはずだと思ってました。
期待通りの面白い作品でした。
おすすめ度 4.0
この作品を読んだのが森沢明夫が好きになったきっかけです。
夏美は彼氏とドライブ中に「たけ屋」という店に立ち寄る。そこで出会った老いた親子との愛情あふれる話です。人の優しさ、家族の絆を感じる作品です。
おすすめ度 3.8
岬にポツンとある喫茶店が舞台。
この喫茶店に訪れる闇をもった人は、悦子さんのいれる珈琲と音楽で癒しを感じる。
おすすめ度 3.8
キッチン風見鶏という小さなレストランでアルバイトする坂田翔平はキッチン風見鶏にいる幽霊が見える。鳥居絵里はキッチン風見鶏のオーナーシェフ。この二人を中心に登場する人物たちで展開する話は森沢明夫作品らしく心癒されます。翔平の見る幽霊の正体も気になります。
おすすめ度 3.5
百年前、大森賢治が蕎麦屋をはじめる頃の話から現在の四代目大森陽一の話、陽一の彼女筒井七海の話など。
過去から現在へと視点が変わり、面白く読みやすかったです。
あなたへ
おすすめ度 4.0
ある日、職場に笹岡峰子という女性が訪ねてきた。
彼女は、洋子から遺言として二通の封筒をあずかっているという。
洋子からの依頼内容は、一通は直接英二に渡し、もう一通は長崎県平戸市の郵便局に局留め郵便として送ってほしいいうことだった。
英二はどうして二通ともすぐに受け取れないのかと思ったが、洋子の遺言に従い、一通だけその場で受け取り、一通は長崎県平戸市まで取りにいくことにした。
受け取った一通には長崎の海に散骨してほしいと書いてあった。
英二は封筒を受け取るのと散骨をするために長崎へと向かう。
長崎へは、洋子とキャンピングカーで旅行をする約束をしていたので、キャンピングカーで向かうことにした。
道中で出会う個性的な人達とのエピソードが物語を盛り上げてくれる。あっと驚かされることもあり、最後は感動の結末です。
夏美のホタル
おすすめ度 4.0
「たけ屋」は老いた親子が営む小さなお店ですが、夏美と大学生の彼氏は夏休みに、ここで過ごすことになる。
そこで、夏美は山奥の自然を満喫し、そして「たけ屋」の老いた親子の愛情や優しさにふれる。
それからも夏美は「たけ屋」の親子とかけがえのない関係を築いていくが、ある時、悲しい事件が起こってしまう。
森沢明夫さんの作品は登場人物が優しくて癒されますし、表現が美しいので気持ちが清々しくなります。
虹の岬の喫茶店
おすすめ度 3.8
この作品も森沢明夫さんらしい、きれいな文章表現と登場人物の心の優しさに癒され、そして感動。森沢明夫さんらしく表現すれば、読んでいるうちに文字がゆらゆらと揺れだします。
この喫茶店のオーナーは悦子さんという初老の女性。
この喫茶店に訪れる、いろいろな闇をもった人に悦子さんが珈琲と音楽で癒しをくれる。
悦子さんの優しさに心癒され感動すること間違いなし。
キッチン風見鶏
おすすめ度 3.8
鳥居絵里はキッチン風見鶏のオーナーシェフ、三十二歳。
絵里の特技はプロファイリングで人の行動やその周辺をつぶさに観察し、分析し、推理し、言い当てる。その能力を、お店に来てくれるお客さんの心身の状態を知るために頻用している。そして、お客さんひとりひとりの現状にぴったりと合った料理を提供している。
手島洋一はキッチン風見鶏のお客さんだ。絵里の母親の鳥居祐子が道で倒れているのを助けた。そのお礼にキッチン風見鶏に招待されたことでキッチン風見鶏のお客さんとなる。手島は絵里に好意を持っている。息子がいるが、実の子ではなく、交通事故で亡くなった妹の息子を親代わりになって育てている。
宮久保寿々、二十四歳、「港の占い館」で働く占い師だ。彼女は守護霊と話しが出来るので、占いは当たる。趣味は食べ歩きで、ある時、キッチン風見鶏をネットで見つけ予約の電話を入れる。電話に出た男性の声を聞いてドギマギしてしまう。そして、妙な胸騒ぎを感じる。
これらのキッチン風見鶏に関わる登場人物中心に物語が進んでいきます。愛あり、癒しあり、感動ありの森沢明夫さんらしい作品です。
津軽百年食堂
おすすめ度 3.5
百年前、大森賢治が蕎麦屋をはじめる頃の話から現在の四代目大森陽一の話、陽一の彼女筒井七海の話などが順番に出てきます。
その度に視点が変わり、面白く読みやすかったです。
メインは陽一と七海の恋愛話で、二人の出会い、そして仕事などの日常が丁寧に描写されています。
登場人物がみんな優しく、心温まるシーンが多く、癒されます。
二人の恋愛や仕事以外でも、家族の愛を感じるシーンもあります。
父親の哲夫とのエピソードは、家族の絆というか父親の愛を感じ、感動で胸がいっぱいになります。
親の有り難さを感じます。
陽一が修業の為にお世話になる中華料理屋に、父親哲夫と挨拶に行くシーンは、なんとも言えない切ない気持ちになります。親の愛というか、子を心配する思いというか、感動しますね。
反対に陽一が料理長と喧嘩して中華料理屋をやめてしまうシーンは、陽一の哲夫への思いに感動します。