おすすめ度☆☆☆
涙が出る 💧💧💧
笑える 😀😀😀
スリル 💓
ビックリ 😮
先が気になる ☆☆
ほのぼの ☆☆☆☆☆
ためになる ☆☆☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆☆☆☆
怖い
重い
森沢明夫さんらしく、登場人物が優しくて心癒され美味しそうな料理がたくさん出てくる作品です。
自然の美しい光景が目に浮かび、読んでいる間、自分の部屋の空気までもが美味しくなった錯覚に陥ります。
のんびりした田舎の暮らしが羨ましくなり、おじいちゃんが作る魚料理が美味しそうで食べてみたい、
癒されお腹がすく。
読んでいる間はそんな気分でした。
あらすじ 内容
エミリは都会の生活に疲れ果て、心がボロボロになり逃げ出すように都会を離れ、母方の祖父、大三じいちゃんの家に居候する。
おじいちゃんとの生活はエミリにとって貴重な時間になる。
おじいちゃんと釣りをしたり、散歩に出て近所の農家のおばちゃんや漁師さんからお裾分けをもらい、帰ってきたら釣った魚やお裾分けを材料に料理を作る。
おじいちゃんの魚料理は絶品で美味しいものばかり。エミリはおじいちゃんの料理を食べることで幸せな気分になり、都会であった嫌なことを消し去ってくれる。
自分もおじいちゃんのように人を幸せな気分にする料理が作れるようになりたいと教わることになるが、その前におじいちゃんが大切にしている小さな包丁の研ぎかたを学ぶ。
そして最後におじいちゃんがその包丁を大切にしている理由を教えてもらう。