おすすめ度☆☆☆
森沢明夫のファンになってから、この本をいつか読みたいと思っていた一冊です。
高倉健さん主演で映画化されたと知って、絶対に面白いはずだと思ってました。期待通りの作品でした。
高倉健さんの他に田中裕子さん、ビートたけしさん、佐藤浩市さん、草彅剛さんなどがキャスティングされていて映画も面白そうです。いつか映画もみてみたいと思っています。
内容 あらすじ
富山の刑務所で作業技官として働く倉島英二は妻、洋子を癌で亡くす。
ある日、職場に笹岡峰子という女性が訪ねてきた。
笹岡は、洋子から遺言として二通の封筒をあずかっているという。
洋子からの依頼内容は、一通は直接英二に渡し、もう一通は長崎県平戸市の郵便局に局留め郵便として送ってほしいということだ。
それを聞いた英二はどうして二通ともすぐに自分が受け取れないのかと思ったが、洋子の遺言に従い、一通だけその場で受け取り、一通は長崎県平戸市まで取りに行くことにした。
先に受け取った遺言には長崎の海に散骨してほしいと書いてあった。
英二は封筒を受け取るのと散骨をするために長崎へと向かう。
長崎へは、洋子とキャンピングカーで旅行をする約束をしていたので、キャンピングカーで洋子の遺骨と向かうことにした。
道中で出会う個性的な人達とのエピソードが物語を盛り上げてくれる。
あっと驚かされることもあり、最後は感動の結末です。